さて本題です。
PSO2はコスによって、キャラをアップにしたときなどポリゴンのかくつきが目立つ時があります。
今回はポリゴンのかくつきを丸く消し込み、
乳をまるく 身体の曲線をなめらかにします。
筆者はこのために加工してる感すらあります。
これを実現するためにGIMP2の神ツール ワープ変形 を使います。
パラメーターはサイズ以外は初期値のままでよいです。
ドラッグした部分とその周りを、周囲などの模様などとの関係性を保ったまま移動させることが出来ます。
ホント神です。開闢の蔦と呼んでも過言ではないです。
モードによって隆起など他の表現もできます。
基本は出っ張った部分を押し込み、平らな部分を引っ張る感じで滑らかにしていきます。
最終的な曲線は出っ張った頂点に近い位置を結ぶ弧をイメージすると良いことが最近の研究でわかっています。
一気に変化さぜず、丸くする部分均等に少しずつ繰り返し調節していきます。
ツールのサイズは押し込む場合は小さめ、引っ張る場合は最終的に描きたい曲線より若干小さくなるくらいの弧となるサイズにするとうまくいくことがおおいです。
押し込んだり引っ張ったりする中心によっても結果がかなり変わります。
素材によりけりでこれといった正解はないので、変だと思ったらやり直し(Ctrl +z)で繰り返し調整するとよいです。
我が創造の失敗は、新たなる創造で取り戻してください。
丸くする部分と他の部分の境界がはっきりしているところや他の部分にワープ変形の影響をだしたくない場合はパスを描いて選択範囲を絞ると良いです。
パスで描くことによって理想的な 乳 曲線をあらかじめ描いておけるのも利点。
丸めたい部分について、パスで描きます。
基本的なパスの使い方についてはこちらを参照ください。
曲線の開始終了となる両端にアンカーポイントを置き、ポリゴンの頂点を結ぶように曲線にすると作りやすいです。
頂点が何かの裏に隠れているなどで見えない場合は、見えない部分の曲線を想定してアンカーポイントを置くといいです。
もちろん頂点がパスで描いた曲線の外側に出ても大丈夫です。
パスは最終的には選択範囲とするので対象を囲うように作ってください。
丸めない部分についての線は適当で良いですが、曲線から若干離れたところまでを選択範囲に含めたほうが加工がスムーズにいきます。
選択範囲としたらまずは丸める曲線の外側を処理します。
選択 → 選択範囲を反転を選び反転します。
背景を切り抜いた画像であれば曲線から外側を消しゴムなどで消します。
背景付であればペンツールやエアブラシで塗るかワープ編集ツールで押し込むかになります。
背景が単色に近ければペンツールやエアブラシで塗りつぶすのが楽です。
ペンツールかエアブラシを選択、塗りつぶす対象の近くの色をCtrlを押しながらクリックで描画色に設定、周りがぼやけたブラシなどで塗りつぶします。
単色でなければワープ編集ツールを選択、曲線に向かって押しつぶすようにドラッグし消し込みます。
曲線の外が消しこめたら選択範囲を再度反転して選択範囲内を丸めていきます。
ワープ編集ツールを選択、曲線に向かってドラッグして曲線までの空間が埋まるようにします。
経験上、対象そのものをドラッグするというより、範囲に巻き込むイメージで引っ張ると自然になりやすいです。
あまり中心から広げ過ぎてしまうと不自然になります。
曲線との空間が埋まればその部分については完成です。
選択 → 選択範囲の解除を選択し確認してみてください。
問題なければ次の部分に進みます。
形が完成して、もし影など色合いが不自然な場合はエアブラシで調節します。
特に影もかくかくしてることが多いです。
不自然な箇所の近くの色をスポイトで描画色に設定し、エアブラシでならしていきます。
素材に柄がある場合などは単色エアブラシで塗るとのっぺりしてしまうので、別のレイヤーに黒で影を書いて透明度で自然になるよう調節するとよいかとおもいます。周囲の影にあわせたまわりがぼけたブラシを選択するとよいです。
髪や全身、身に着けているものの気になる部分を処理すると全体的にやわらかいイメージになります。
この加工はホントおすすめ!
加工前
加工後
ワープ編集ツールもエアブラシも最初は難しいかもしれませんが、慣れると割と直感的に加工できるとは思います。
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